Monthly Archives: August 2021

「オードリー・ヘップバーンの言葉」山口 路子/訳_3

“白髪は染めない オードリーは、美しさを保つためにもちろん、できる範囲でのことはしていたでしょうが、加齢による変化に、むやみに抵抗することはなく、髪も染めなかったから、五十代にもなると、あちこちに白髪が目立つようになりました。皺だって増えました。 マスコミは『ローマの休日』の妖精がすっかり年をとったことを書きたてましたが、オードリーはそのことに対しては超然としていました。 目じりや唇のわきの皺を隠そうともせず、 「これは笑い皺です。笑いほど嬉しい贈り物はありません」 と微笑みました。 オードリーの年齢の重ね方は、ほんとうに自然なものでした。 六十代になって、さらに白髪も皺も増えたけれど、美しさは損なわれることなく、それは、アンチエイジングという言葉がすっかり色褪せてしまうような、毅然とした年齢の重ね方でした。” – 「オードリー・ヘップバーンの言葉」山口 路子/訳

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Lille, France_7

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「オードリー・ヘップバーンの言葉」山口 路子/訳_2

“傷つきやすい女性 スターには傷つきやすい人が多い、とはよく言われることですが、オードリーはそのスターたちのなかにあっても、とくに傷つきやすいことで知られていました。守りたいという気持ちを起こさせる、そういう儚さがあり、それは彼女の無意識の魅力であり、無自覚の武器でした。 昔からの友人のひとりは言います。 「僕はつねに彼女をひとりきりにしてはいけない、そう感じていた」 恋人でもないのに、こういった感情を多くの人が抱く一方で、「それだけではない」と見ている人たちも少なくはありませんでした。 オードリーと共演したことのある俳優たち、たとえば『暗くなるまで待って』のリチャード・クレンナは「誰もが彼女を保護したくなる。けれど彼女は誰かに指図されて自分の意思を曲げることは絶対にしなかった」と言い、たとえば『シャレード』のケイリー・グラントは「あの華奢な身体のなかには鋼の強さがある」と言いました。 そしてオードリー本人は自分のことを「それほど強くはない。誰かが壊そうとすれば壊れてしまう」女なのだと認識し、その脆さを克服しようとしていたのです。” – 「オードリー・ヘップバーンの言葉」山口 路子/訳

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Lille, France_6

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「私の財産告白」本田清六/著_3

“さて、再び話を元へ戻して、ともかく、一日も速やかに経済生活の独立を確保しようとする者は、つまらない世間の思惑などに心を惑わしていてはいけない。ケチン坊などというそしりに耳を傾けていてはいけない。出すべきものを出し、するだけのことをしておいての上であれば、だれはばかることはない。まず、その初志の貫徹に向かって邁進すべきである。ホンの一時のことである。目をつむり、腰をかがめていっさんに走り抜けさえすればうるささの煙にまかれてまごつくようなことにはならぬ。貯金の増進にも、財産の蓄積にも、とんとんと弾みがついてくるものだ。” – 「私の財産告白」本田清六/著

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Lille, France_5

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「オードリー・ヘップバーンの言葉」山口 路子/訳

“お世辞からは何も生まれません。” – 「オードリー・ヘップバーンの言葉」山口 路子/訳

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Lille, France_4

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